習慣化コンサルタントの古川です。
「失敗が怖くて動けないんです。。。」
という悩みを新入社員のAさんから相談されました。
「自分の先輩や上司をみていると、
本当に仕事ができる。
私が本当についていけるのか。
毎日怒られてばっかりだし。」
というのです。
これを社会人の先輩の観点から
「失敗を恐れるな!失敗は成功の元だ」
とアドバイスするのは簡単です。
失敗を恐れるな!
失敗は成功の母であるとよく言われます。
しかし、成功も失敗もどちらも捉え方として正しくありません。
たった1つの思考の転換が
ストレスや恐れを軽減してくれるのです。
今日は、根性論ではなく、
科学的に思考習慣というアプローチでアドバイスしてみます。
二極化思考から全体思考へ
まず、「失敗」「成功」、「うまくできた」「できなかった」
というのは二極化思考(2つに1つで判断する)であり
偏りがあることに気づくことから始めましょう。
プレゼンで失敗をしたと落ち込んでいる
新入社員のAさん。
始めてのプレゼンで質問回答が
充分に出来なかったので、
上司にももっと練習が必要だと言われたのです。
これでAさんは、
「今回のプレゼンは失敗だった」と捉えたのです。
しかし、どんな経験にも
「うまく行ったこと」と「改善した方いいこと」
が含まれているだけなのです。
失敗か成功かは総論であって、
どんな成功だと思っている経験にも改善点はあるし、
失敗だと思っていることの中にも
「やって良かったこと」が眠っているはずです。
感情論ではなく、
冷静に+と−を整理して改善を考えることが有効です。
例えば、次の3つの質問をしてみてください。
・今回やって反省点・改善点は何ですか?(マイナスの整理)
・今回の経験でうまく行ったこと、やって良かったことは何ですか?(プラスを5つ発見)
・次回、どんなことを試してみようと思いますか?(行動の整理)
ここまで考えれば、
極端な二極化思考から抜けて全体思考になっていきます。
ポイントは失敗と捉えている経験の中に
良かったことを5つ強引に発見すること。
そうすると視野が広がります。
\\習慣化が身につくお役立ち情報が満載!//
会員限定や優先の割引やキャンペーン、お得な最新情報をお届けします。
ご登録は、こちらをクリックして下さい。↓
\\『習慣化オンラインサロン』リニューアルオープン!!//
年額申込でさらにお得に!