本CD-ROM は、1996年10月から97年12月までに発行された「月刊電脳倶楽部」101~115号までを完全に収録したものです。CD-ROM から月刊電脳倶楽部の閲覧と実行ができます、また、全ての号についてディスクイメージを添付してあります。 これは、2HD に展開した形のバックナンバーに相当するものです。ファイルをHDD にコピーしたりするときは必ずディスクイメージのオリジナルを使って下さい。
CD に展開してあるファイルは、CD-ROM で動作させるため、特殊な加工をしている事がありますので、絶対にコピーしないようにしてください。
なお、当時の記述のままになっている、住所や、電話、定期購読の要項、スタッフ募集告知やプレゼントの部分はまったく無効ですのでご留意下さい。
この度は、月刊電脳倶楽部パーフェクトコレクション1997年度版をお買い上げいただき、まことにありがとうございます。
さて、かたい挨拶はこのくらいにして、97 年度版について、振り返ってみることにしましょう、このCD に収録されている96年末から97 年ごろというと、徐々に「インターネット」が世間的に浸透してきたな、という時期です、このころには、電脳倶楽部でいうと初期スタッフがほぼ入れ替わったカタチになったりしています、また世間的にはオンラインPC ゲームが出てきたり、もののけ姫やエヴアが公開されたり、FF 7が発売されたりといった事があり、なにより060turboが発売されたのも97 年の夏になります。 そういわれてみると、なんだか、ついこの間の話だったような気もしてくるでしょう? でも、もうあれから3 年経つのですねえ。
中を見ると、この時期にはレイカを使いこなした規模の大きいゲームを制作する人が出てきたり、イカPに活気があったり社交場にはイラスト入り葉書がたくさん載ったり、毎月JASRAC 曲の投稿があったりと、なかなか賑やかな中身であったと思います。50 号分を一気に見るのに比べれば、1 年くらいの流れを見てみるのは、楽勝かな? と思われる人もいるかと思いますが、この時期の中身は相当濃く、楽勝ではないことを発見する事ができると思います。
それでも、このくらいの分量なら、全体を見渡した上でそこから何かを感じとり易いサイズなのではないかと思います。
時代はすでに2000 年。 このパーコレが発売される頃には、Windows2000も発売され、バグバグでまた泣かされる人が続出するかと思うと、心が痛みます。「九九式」も年を越し、これから春に向けて試作とお披露目といった進捗になると思われますが、まだまだ「零式」には時間と労力が必要です。
みなさんには、今後とも満開製作所のヤボーにおつき合いいただく事をお願いして、筆を置くことにします。
2000年2月
月刊電脳倶楽部編集長
あいはらてつや