第8話 そのままでいること

 僕は、

この島に来て、入院している時、生理になり、自分の身体は両性だと知った、15才夏。


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男だと思ってたというか、性の認識が男だった。

男性器は小さいけどちゃんとある。

でも精通はない。

機能していないと言う事。

その変わりに機能するのは子宮と卵巣。

そして、女性器がちゃんとあり、妊娠も出来るということ。

だから、毎月のように月経が来ること 。

身体が女性よりだと知ってショックを受けている。

自分が男ではなく女であるということを自覚させられているからだ。

この事実は僕にとって苦痛でしかなかった。

そして、僕の体は、まだ未完成な体だということを知った。

ホルモンバランスが安定してないせいか、ホルモン値が高いため、胸は少し膨らんでいる。

身長は165センチくらいで止まっている。

体重は48キロ前後と小柄だ。

見た目は中性的であり、顔つきなどはまだ幼い印象を受ける。

 15歳の中学3年生というのもあり、女の子に見えることもしばしばある。

声変わりをしてないため声も高い。

髭などは生えない。

産毛は生えている程度だ。

陰毛はなくツルッツルだ。

パイパンというやつだ。

子宮、卵巣があるが卵巣の方が成長しており、卵巣の方が発達している。

その為、排卵期は卵巣から精子を求めるようにと愛液が流れ出る。

それは下着にしみをつくり濡らす程だった。

そして卵巣の働きが弱くなっており、月に一回ほどの頻度で少量の出血をするだけだった。

しかし、ホルモンバランスが崩れると大量に血が出ることもあるらしい。

生理が始まると僕は気分が悪くなることが多かったが慣れれば平気なものだと分かった。

ただ、精神不安定になると貧血を起こしたり、腹痛や頭痛が酷いこともあった。

しかしそれでも普通に学校に通っていた。

僕は、自分が女であるという事を隠し男として通っていた。

学校で知っているのは、旬だけだ。

あとのみんなは僕が、男だということになっている。

何故僕が隠していたのか。

理由は単純明快だ。

女と知られてイジメられることが怖かった。

だから隠していたのだ。

そして僕は、女の体を受け入れてない。

心では拒絶をしている。

みんな僕らが男の同士で付き合ってると思ってる。

実際そうなのだが。

ちなみに、性欲はちゃんとある。

セックスに対して興味はある。

旬とが、最初がアナルSEXが無理矢理だったので嫌悪感しかないと思っていた。

だけど2回目旬との行為は嫌じゃなかった。

アナルと女性器、両方の性感帯を同時に責められる快楽を知ってしまい、今では、快楽漬けになってしまっている。

旬以外の人とそういうことをしたいとも思わないしすることもないと思う。

ただ、旬は僕の事を、女扱いしてくるので困っていた。

自分の身体が自分が女のようになることが許せない。

今もかわらない。


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僕は自分を男として認識している。

僕は、自分の性別を受け入れることが出来なかった。

 しかし、僕の身体と全然違う男ぽい、旬に抱かれたいと、性欲と快楽を優先してしまい、矛盾を感じながら、今の関係を続けているのであった。

後、僕の身体は未熟だが妊娠できる可能性があるらしいということがわかった。

なので避妊だけはしっかりとしている。

性病に関しては検査済みだ。

陰性だったことを確認している。

しかし油断はできないので注意は怠ってはいない。

旬はゴムを付けたり、付けなかったりするが、その辺りはかなり緩いと言わざるを得ない。

その為、産婦人科に行って薬を貰ってきたりしている。

ただでさえ不安な日々を送っていると言うのにも関わらず薬を飲む必要があるのがかなり辛いところだった。

僕が、薬を飲んでいる事は誰にも知られていない。

それは、僕は女性器があることを知られる訳にはいかないから、仕方のないことだ。

僕は女性であることを否定したいし受け入れたくないと思っている。

だって僕は男だ。

なのに子宮と卵巣があり女性器まである。

これはおかしいことで、本来、あっていいものじゃないんだと自分でもわかっている。

僕は男だ。そう思いたいけど、もうわからない。

僕は自分の体と心の葛藤で悩んでいた。    



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そんな中、事件があって

空が心と愛を出産し、退院した子供達をあやすのが慣れてきた2ヶ月ごろ。


大道寺の本宅で、2人の子どもをあやしている空。

「よしよーし、いい子だねー。」

そこに、旬が現れる。

「寝とるか?」

「うん、ぐっすり寝てるよ。」

「寝顔も可愛いなぁ。」

「そうだね。」

空は、自分の膝の上に、寝ている2人をそっと置く。

「なぁ、俺が見とたるから、少し横になり。」

「横になるよりお腹すいたかも。お昼頂くね。」

「なんや、食欲あるんか。良かったわ。」

「心配してくれてたんだ。」

「そらするやろ。あんだけ悪阻が酷かったんやし。今はもう平気なんか?」

「うん、すっかり良くなった。」

空は、台所に向かう。

そういえばと思う。

旬という男は優しい、しかし自分がこの島に来てからしかしらない。

自分が知っている事といえば、

仕事が出来るということ、

料理が得意なこと、

それと、女性関係が派手なこと。

そして、意外に子どもが好きだということぐらいだ。

後、背中に虎の刺青があることも知っている、

後喫煙家だ。

この前、旬に聞いたが、「昔ヤンチャしてた証や。」と教えてくれた。

空は、旬のことをあまり知らない。

大道寺の極道の息子だ。

何かあるだろう…。

これから、少しずつ知っていけたらいいなと思いながら、台所に着く。

台所に楓さん旬のお母さんがいた。

「心・愛は、寝たんか?」「はい、よく寝ています、今旬に見てもらってます。」

「そうか。あ、ご飯食べてないやろ、食べや。」

「はい、いただきます。」

と、食卓について楓と一緒に料理を食べ始める。

「あの……」

「なんや?」

「私の旦那ってどんな人ですか?」

「また、唐突やな。」

「いや、ちょっと気になって……私、ほとんど何も知らなくて。」

「う~ん、せやな。うちは正直に言うけど、あいつめっちゃ女遊び激しいで。」

「やっぱり。」

「でも、ちゃんと子育てとかはしっかりしてくれるで。あと、料理うまいで。」

「えっ!そうなんですか!知らなかったです。」

「まぁ、あんまり家にも帰ってこんしな。」

「そうですよね。」

「まぁ、悪い奴ではないで。安心しい。」

「わかりました。ありがとうございます。」と言う。

食事が終わり、洗い物を済ませてから、楓がアルバムを引っ張り出してきた。

「これ、見ぃひんか?」

「見てもいいんですか?」

「かまへんで。」

写真には、若い男女が写っている。

「これは、誰ですか?」

「うちとうちの旦那や。」

「あっ、これがそうなんですね。」

「そうや。若い頃の写真や。」

「へぇー!」

と感嘆の声を上げる。

「他にもありますか?」

「沢山あるで。」と、どんどん出してくる。

そこには、結婚式の様子や家族旅行のときのものなど色々あった。

その中に、男の子が3人と女の子が1人の計4人の子どもたちが笑顔で映っていた。

「わぁ!可愛いですね!男の人が2人に女の人も2人いますね。」

「あぁ、上から順に旬、和也、聡志、彩香や。」

「旬って、長男だったんだ。」

「せや、下は妹弟達になるな。」

「じゃあ、その真ん中の子は長女になるのかな?」

「そうや、その通りや。下の二人は双子やねん。名前は、彩香と聡志っていうねん。」

「すごい、そっくりだ。」

「双子は凄いで。見分けるのが大変や。」

「確かにそうですね。」

「なんや、空は兄弟欲しいんか?子ども産めばできるやろ。」

「そ、そんなこと言われても。」

「大丈夫や、空は綺麗やからすぐ出来るで。」

「もう、茶化さないでくださいよ。」

「まぁ、それは冗談として、そろそろ帰らんといかんな。」

「はい、わかりました。」

空は部屋に戻る。 



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「ただいまー。」

と声をかけても返事がない。

不思議に思い座敷に行くと、

旬と心・愛の2人で寝ていた。

微笑ましく思う空であった。

そして、心・愛を起こさないように布団をかけ直す。

すると旬が目を覚ます。

「おかえり、どうやった?」

「あ、昼ご飯は食べたからね。」

「わかった。なんやそれ?」

「あ、これ?アルバム。」

「アルバムって、懐かしいな。小さい頃の写真やな。」

「そうだね。」

「なんでまた見てんの?」

「旬の事もっと知りたいから。」

「なんや、いきなり真面目になりよって。」

「いいじゃん別に。教えてよ。」

「まぁ、ええけど。」

旬は、自分の事について、話始める。

大道寺家は、古くからある極道の家系である事。

昔は、大阪を中心にしていた事。

そして、旬の父親は組長を務めていた事。

今は、亡くなって自分が組長を務めている。

母親楓さんは、組員の娘だった事。

その間に、旬は長男として

生まれてきたという事。

自分は、楓さんが18の時にできた子だという事。

その当時は、結婚なんてする気はなかったらしい。

だが、旬のお父さんが楓さんに一目惚れして結婚した事。

兄弟は、全部で4人いて、上から、和也、聡志、咲夜、奏太、だと言う。

旬の子供の頃の写真を見る。

本当に可愛かった。

今とは全然違う顔立ちだ。

旬の中学生の頃の写真をみる。

とてもやんちゃな感じで、今の面影があった。

しかし今よりかなりヤンチャだ。

「この頃はなんでもしたな。」

としみじみ言っている。

そして高校生になると、写真はほとんど無くなっていた。

「中学2年時に、抗争に巻き込まれてな。他組織の奴ら半殺しにしたり、色々やらかしたんや。」

と遠い目をしながら言っていた。

「後、浮気や不倫や脅しや、薬なんかもしたな」

「やっぱり、じゃあ、この頃、由美子さんとも?愛人関係?」

「まぁ、そういうことや。」

「そうだったんだ。」

と少し暗い顔をしていると、頭を撫でられる。

「俺、外道やからな。」

「そんなことない。」

「俺は、極道や。一般人とは違う世界にいる人間や。」

「でも、旬は優しいよ。俺には、すごく。」

「それは、お前が特別やからや。」

「どうして?」

「まぁ、色々あったんや。」

「そっか。」

これ以上は聞かないことにした。

「ありがとうな。色々話してくれて。」

「おう、いつでも聞いていいで。」

旬は眠そうな目を擦りながら言った。

「お礼と言えば……ほんまわ、こっちがいいんやけど……。」

と言いつつ、キスしてくる。

舌を絡めてくる。

「うぅっ……はぁ、はぁ。」

と声が出る。

そして旬は空を押し倒す。

「産後って、いつからやっていいん?」

と耳元で言う。

「1ヶ月……過ぎたくらいから大丈夫って言われてる。」

「1ヶ月で大丈夫なん?」

「うん、多分。」

空も妊娠がわかってから、調べていたのである。

「わかった。じゃあ、いいよな。」と空の首筋や鎖骨辺りに跡をつけていく。

「あっ……ちょ、ちょっと待って……心と愛が寝てるから……」

「誰かさんが、声出せへんようにしたらいいやろ。」

「で、できるわけ無いじゃん。」というが空は、抵抗できない。 


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鎖骨から段々と下に行き、空の胸を吸ったり噛んだりする。

「はぁ、はぁ、んんっ。」

「気持ちええんか?」

と聞くと空はコクリと小さく首を縦に振る。

「今日は素直なんやな。いつもこうやったらええのに。」

「だって、久しぶりだから……」

「まぁ、それもそうか。」

と言ってさらに空の身体を弄る。

「胸、最初より、大きくなってんで。」

「嘘!い、言わなくていいから!」

「本当やで。ほら」

と乳首のあたりを舐める。

すると、体がビクッとなる。

そのまま、愛撫を続ける。

すると、旬の下半身に手を伸ばそうとする。

「おい、まだ触ったらあかんて。」

「なんで……。」

「なんでやねん。」

「だって、こんなになってるのに。」

「そらそうや。これからやろ。今は我慢せえ。」

空は我慢の限界であった。

さっきから太ももに旬の股間があたっているのだ。

早く入れたくて仕方がない。

そして、空の秘部に指を入れる。

「あぁーっ!!そこダメ!!」

と言うと、

「ここ好きやん。知ってるで。でも、声抑えろや、起きてまうで。」と空の中を刺激する。

空は口を両手で押さえる。

「ちゃんと、抑えられたな。ご褒美や。」

と言うと、空の一番感じるところを擦り始める。

「うぁ……ぅぁ…ぅぁ!!!だ……

だめ…ぇ……ぇ……ぇ…ぇ…ぇ!!」

「めっちゃ感じてんな。ほんまかわええわ。」

と言いながら、絶頂を迎えた空をさらに攻め立てる。

「も、もうイッたから……はぁ、はぁ……ぁ……ぁ……ぁ……ぁ!!んんっ……また……イクっ……ぅぅっ……ぅぅっ……ぅぅっ……ぅぅっ……。」

と今度は潮を吹き出した。

「はぁ、はぁ、はぁ、はぁ、はぁ、はぁ、はぁ、はぁ、はぁ、はぁ……。」

と息を整える。

しかし、旬はまだまだ満足していなかった。

空の両足を広げ、「声抑えろや。」と言い自分の物を入れていく。

空は口を両手で押さえる。

「入れるで。」と言い一気に奥まで入れてくる。

「ぁ……ぁ……うぐ……ふぅ……うぐ……う……う……う……う……。」

(入れる時、頭真っ白になる……。)

と思いつつも声を抑える。

ゆっくりと動かし始めた。

「ぁ……んん……ぁ……んん……んん……んん……んん……んん……。」

「どないした?気持ちええんか?」

と言うと空はコクっと小さく首を縦に振った。

すると、だんだんスピードが上がっていく。

「うぁ……う……ぁ……う……う……う……う……う……う……。」

「気持ちええんか?俺の子産んでから、中がうねうねしてて最高や。」

「ぁ……ぁ……う……う……う……う……う……う……う……う……う……う……う……う……う……ぅぅっ……ぅぅっ……ぅぅっ……ぅぅっ……ぅぅっ……ぅぅっ……ぅぅっ……ぅぅっ……。」

そして、絶頂を迎えると、空の中から大量の液体が吹き出す。

「はぁ、はぁ、はぁ、はぁ、はぁ、はぁ、はぁ、はぁ、はぁ、はぁ、はぁ、はぁ……。」

「空もイキまくりやな。そろそろええかな。」

と言うと激しく腰を打ち付ける。

「ぁ……あ……あ……あ……あ……あ……あ……あ……あ……あ……あ……あ……あ……あ……あぁぁぁぁぁっっっっ!!!」

空が叫ぶと旬は、射精する。

「はぁ、はぁ、はぁ、はぁ、はぁ。」

「はぁ、はぁ、はぁ、はぁ、はぁ。」

お互い、落ち着くと、旬は空から抜く。

すると、愛液と精液が大量に出てきた。

そして、空の秘部から白い物が垂れてきた。それを、ティッシュで拭き取る。

空の来ていた着物を直す。

「シャワー浴びてこいや。愛、起こすなよ。」

「ちょっと待って……。」

空の目が据わっている。

「どないしたんや?」

と言うと空は旬を押し倒す。

「次は私からする番だから、私だって毎日、旬のしごいたり、吸ったりだけで、我慢してたんだから!」

「ちょっ!やめっ!待て!待て!」「待たない!」

と言い空は旬の物を口に含む。

「やめっ!ほんま!睦さーーん!おるかーー!」とお手伝いの睦を呼ぶ。すると、「どうしました?あぁー。」

と入ってくるなり察してくれる。

「心と愛見とってくれるか?」と旬が言うと「わかりました。」

と言って心と愛を連れて出ていった。

そして、空はまた、口でし始める。「空、もう無理や。」「嫌。」と言うとさらに続ける。

そして、また絶頂を迎える。

「うぐぅぅぅぅ!!」と射精するが空は飲み干す。

「お前……。」

「我慢してたの旬だけじゃないから。」

と言うと再び口に含み始める。

空は再び勃起させる。

「わかった!寝室行こうな?」

「うん。」と言い空は旬の物を離すと立ち上がる。

空の手を取り、寝室に行く。

ベッドに旬を押し倒して、その上に乗る空。

「私のこと、煽ったんだから責任とってもらうから。」と目の据わっている空。

「わ、わかったから、落ち着き空。」

「私は冷静だよ。」

「嘘つけ!めちゃくちゃ怖いやんけ。」

「旬が悪いの。旬がいけないの。」

と言い空は旬の物を自分の中に入れていく騎乗位。

「ぁ……んん……んん……んん……んん……んん……んん。」

(気持ちいぃ……ぁ……気持ちいい……。)

と気持ち良さそうにしている空。

「気持ちええんか?空。」

「んん……。気持ち……。」

その気持ちよさそうな空の姿を見て、

旬に火を付けた。

「悪いけど、もう手加減でへんで。覚悟へえよ。」

と言うと空を突き上げる。

「あぁぁぁ!!んんんん!!!んんんんんんんんんん!!んん!!んん!!んん!!」

と空が声を上げる。(やばい。止まらない……。)

「やべぇ。空。気持ちよすぎる。空は気持ちええんか?」

「気持ちいい……気持ちいい……気持ちいいよ!」

「もっと気持ちよくしたるからな。」

と言い空の奥まで突き上げ続ける。

「ぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!!」

と絶叫し絶頂を迎える。

すると、空の股から潮を吹き出した。

「ぁぁぁぁぁぁ……ぁぁ……。」

と放心状態の空。

しかし、旬は腰を振り続けた。

「やば……。やっぱ、俺には、空しかいないな、煽った分、いっぱいしよか。」

「うぅぅ……。」

と声を出す空。

旬は空を仰向けにさせ正常位で激しく突いた。

「うぅぅぅぅ!!!」

旬は、引き出しからディルドーとバイブを出した。それを空の膣の中に入れる。

「うぅぅぅ!!!」

「これも、付けような。」

と言うとバイブ付きの貞操帯を付ける。

「これで安心や。じゃあ、続きしよっか。」

と言う旬。

「えっ・・や、やだ・・・これつけない・・・やっ・・!あああっ・・・!!」

と嫌がるが、旬は無視して、空を四つん這いにさせ、お尻のアナルを指でかき混ぜる。「ひゃん!ダメぇ・・そこ、指入れないで!・・・ああっ!」

そして、空の胸を揉む。

「ひぃやぁ!旬、お尻らめぇ!んくぅ!はぁん!私、お尻でイク!イっちゃう!」と言うと空は達し潮吹きする。

「まだまだやぞ。」

と言い、旬はアナルに自分の物を入れる。

「だめええ!いっぐぅううう!」

空はアナルに入れただけで達し、痙攣している。

「ほれっ!動くで!」

「だめ!今、イッたばかりだから!だめ!あぁあんっ!ああ!イク!イッちゃうっ!イッちゃう!」と空が達し、潮吹きをする。すると、旬はさらに動き始めた。

「ダメ!また!イク!」

と言ってまた達する。

(ディルドーとバイブで前やられて、アナルに入れられて、こんなに攻められたらおかしくなるよぉーーーーーー)

すると、さらに強く打ち付ける。

「ああっーーーー ダメ!ダメ! イッちゃう! イッちゃう!」

と達し、潮吹きをし、息が荒い。

「はぁ……はぁ……はぁ…。」

「久しぶりに2点責めしてやったで。どうや?」

「気持ち……よかった……。けど、旬……まだ、満足してないでしょ?」

「おう。空はまだ元気みたいやな。」

「うん……。」

「空のしたいようにしていいよ。」

と言うと空は、旬の物をアナルに入れ騎乗位を始める。

「あああん お尻がぁ 擦れるぅ すごい 凄い あああん でも 旬のが いいのお、うああ 気持ち良いよぉ アナルぁ 気持ちいいのぉ! ああん もっと突いて めちゃくちゃにしてぇ!」

と喘ぎ声を上げながら、腰を振る空。

「そんなに気持ちええんか?」

「気持ちいいのぉ あぁん もっとぉ もっと激しく突いて!」

「わかった。」と言い空を突き上げる。

「ああ いいです 旬 旬 もっと突いてえええ ああん すごい いい!はあああ!ああん!旬が!旬が!こんなにいるって!ああん!分かって!はああん!ああああ!またきちゃう!もう!イきます!ああああああ!いく!いく!」

と空は、潮を吹き絶頂を迎える。

「はぁ……はぁ……はぁ……はぁ……はぁ……はぁ……ぁ……すごかった……。」

と絶頂を迎えた空は疲れている様子だった、バイブとディルドーは、旬が取り外す。

「あぁ!」

と空は声を上げる。

「今度は、お尻に入れたるわ。」

ディルドーにバイブを巻きつけて、アナルへ入れる。

「あぁ!旬、それは……だめぇ!」

と言いながらも感じていた。

「ほらっ!これでええんやろ?気持ちええんやろ?空。」

「気持ち……いい……気持ち……いい……。」

(お尻…気持ち……いい……。)

旬は、空の膣の中に入れ腰を振り始める。

(旬、旬…きもちいい…旬のおちんちん大きい…、両方入って形が余計にわかるから、それに、両方擦れて…気持ち良すぎるよ……。)

すると旬は、空の乳首をつまみ始めた。「んあ、旬、それだめ…旬、またいっちゃう……あぁ!くふぅ!」

旬は、もう一つ引き出しからバイブを出し、クリトリスに当てる。

「あああ!旬、ダメ!ダメ!敏感なところばかり攻めないで!んあ!ああ!ああん!旬!旬!もうだめ……いっちゃうぅ!」

「俺もいく!」

「きてぇ!いっぱい出してぇ!」

「空ぁーーーーーーーーーー!!」

「旬ぃーーー!!」

二人は一緒に達し、果てた。

「はぁ……はぁ……はぁ……はぁ……はぁ……すっごい出たね。気持ち良かったぁ……。」

「俺もや。」

と二人とも疲れて横になっている。

空の膣からは、旬の出した精液が流れ出していた。

「すごい出てる……。」

「空の中が気持ちええからや。」

と言うと空は、照れていた。

「お尻に抜かな…。」

「うぅん……ひゃっ!」

空は、バイブを抜く時も感じてしまった。

「どうしよ、まだしたいよ、旬。」

「お前、元気やな。」

「旬こそ、絶倫だったのに、どうしたの?他で抜いてる?どうしちゃたんですかね?旬くん?」と空は、冗談混じりで旬の物を撫でた。

「おい、やめろや。」

「うりうり~。」

「こいつ!」

と言い、空の手を掴む。

「悪い子はお仕置きや。」と笑いながらクリトリスにバイブを押し当てる。「うそぉ!?ちょ!ちょっと待って!それはダメ!」

「待たへん。」

「あぁーーーーー!!ダメだってばぁ!」

空は、また絶頂を迎えてしまう。

(すごい……。気持ちよすぎておかしくなりそう……。)

「次は、こっちやな。」

「ちょっと戻ってきたね。」

「しゃあないやろ、トラウマになってんねん。」

「悪阻の時、したから?」

「それもそうやけど、匠のもある。あいつテクニシャンやったから、結構自信喪失してるで。」

「でも、匠さんより、旬の方がでかくてふっといよ。それに、入れただけで、気持ちいいし、出る量も多いしね。」

「それは、お前がエロい身体しとるからや。」

「褒めてる?」

「おう。」

「エロいね。」

「そういえば、気になってねんけど、このチンコがクリトリスやんな?」

「そうだよ。」

「じゃあ、ここ触ると空は、潮吹くんか?」

「そう…だ…よ…。機能してないから…。」

旬は、またバイブを押し当てる。

「ああ!だめぇ!今いったばっかりなのに!敏感だから!無理!ひぁ、あああ!だめぇ!また、きちゃうよぅ!」

「なんか、元気もらったけど、ほかの物の話聞いたら、お仕置きしたなった。」

「なんでぇ!私悪くないじゃん!」

「うるさい。」

「うぐぅ!」とバイブを強く押し付ける。

「んっ!んはぁっ!な、何で…私が悪い…あっ!あぁっ!わ、私は…んぅ、私は…あんっ!そ、そんなに強くしたら…い、イっちゃ…んんっ!だめぇ!イったばかりだから!」

「ならもっと気持ちよくさせてやるわ。」

とバイブの振動を上げる。

「…っふ、ふあああっ!うああああっ!や、ヤバい、ヤバい。ヤバいです…ああっ!ああっ…あっ!う、ウソ、私…わ、私…あっ、ああっ!イ、イく!イく!イっくぅぅぅぅぅぅっ!!!!」

とまた空は、絶頂を迎える。

(はぁ……はぁ……はぁ……はぁ……また、もらしそう……)

「空の淫乱マンコは、気持ちいいことが好きみたいやな。」

「うん…。あのトイレ行っていい?」

「なんで?」

「はぁ……はぁ……も、漏れそうなんだもん……お願い。」

「ええで。」

と言い空を近くにあった鏡に向かせ、

自分は空を後ろから抱きしめる形で、クリトリスにバイブを付ける。

「いやぁ、これ恥ずかしい……やめて……旬……、てかトイレ。」

「ここでしろや。」

「はぁ!?」

と空は、驚く。

「お前は、俺のものやってわからせるためや。」

「また、旬。」

「漏らす瞬間の顔見せろや。」

「や、やだよ。こんなの……」

「見たいねん。ほれ、見てみぃ。」

とバイブのスイッチを入れる。

「ひぃぃっ!!あ、あううううっ!!うあぁっ!!旬……、も、もう……うぅ……我慢できない……。も、もう……限界……。は、はぁ、はぁ……も、もう、もれちゃう……。」

「そうそう、そうやって言えや。」

「い、いやぁ、み、見ないで……旬……。やだ、やだ、で、出ちゃう……やだ、やだ、やだ……。」

「そうそう、それでええんや。」

「旬……うう……うあぁ……だ、だめ……、お、お願……と、とめ……て……。うう……お、お願……おねが……うう……、も、もう……。」

「ほんま、エロいなぁ。」

乳首にバイブを当てながら、ディルドーをお尻に挿入する。「んんっ!!や、やぁ……やだぁ……。やめて……。やだぁ……。あ、あぁっ!うう……うぁぁ……。で、出る……やだ……うう……ううう……うぁぁ……ああ……あああっ!!」

少しだけおしっこが漏れてしまう。

「あーあー、おもらししてるやんけ。」

「お、おねが……うう……や、やめて……旬……うう……や、やだ……やだ……やだ……あ、ああっ!だめぇ!本当に漏れる…!」

旬は、自分の物を膣に入れる。そして、「んっ!」と一気に突き動かす。

「あうう……ああ、やめて……い、意地悪しないで…!やだ、お願い、おねがい…っ!ダメ……いや…やだ……あああああ……旬……やめて…もう、もうだめ……許して……もう、あうううう…旬…だめ…だめ…旬……!」

「お前がエロいのが悪いねん。そら!」

(ああん、そんなに見つめられると、わたしも濡れちゃいます。)

続けて激しくバイブもディルドーする。

「旬。お願い。ああ…旬……だめよ…旬……旬……旬…旬!だめ…旬…だめぇ!イク…旬のおチンポでイっちゃう…!いっちゃう…イクううううう!イク、イク、旬、イク、イク、イク、イクぅぅぅぅぅぅ!あああああ!あ!あ!あ、あああん、もう……もうだめっ!ダメえぇぇぇぇ!イク!ダメになるぅ!あああああああ!イクううう!こんなところで漏らすのヤダ!旬……旬……すごいわ……すごいの……んああああああああああああ!イク……イク!イっちゃうの!すごいのが来ちゃううううああああああ!」(イクーーーーー!イクーーーーーー!)

と潮を吹き出し、イってしまう。

「はぁ……はぁ……はぁ……はぁ……はぁ……はぁ……はぁ……はぁ……はぁ……はぁ……はぁ……はぁ……出ちゃう……と、とまって……旬……うう……あ、あっ……」

「何が出ちゃうんや?」

と言い、さらに振動を上げる。

「ひぃぃぃっ!!うあぁぁっ!!や、やめ、やめて、旬、お願い、旬、お願いだからぁ……あ、ああ、また……やだ……も、もう、いやなのぉ……旬……お願い……とめて……やめて……やめてってばぁぁぁっ!!」

とまた絶頂を迎える。

「またイッたんか?お前はほんまに変態やな。」

空は潮は吹くが尿意に耐える。

「旬、お願いぃ……。とめてぇ……。」

「ほら、鏡を見てみぃ。」

「え……」

そこには自分がいた。

顔も体も赤く染まり、愛液をダラダラ垂らしている自分がいた。

「お前、こんな姿して恥ずかしくないのか?」

「いやぁぁぁ……。」

「まだおもらししてへんから頑張れや。」

「旬……旬ぃ……。もう許して……くれよ、本当に漏れるから……。も、もうだめだよ……。あぁぁぁ……お願い……。あぁぁ……うあぁ……ああっ!!」

すると少しだけおしっこが漏れてしまった。

「あらぁ~。」

「うぅ……ごめんなさい……。」

「さっきまで気持ちよくなってた癖に、なんで漏らさんかったんや?」

「だって……。」

「言い訳無用。」

「もう無理だよ……。」

「じゃあ次はもっと我慢しろや。」

「いや……。もう許して……。」

「だめや。あと20回ぐらいイッたら許したる。」

「うう……うあ……あぁ……。」

とまたバイブをお尻に入れる。そしてまた激しく動かす。

そして今度はディルドーの方にも入れる。「うああああああああ!!旬!!あああ!!だめえええええ!!!うあああああ!!旬!!旬いい!!だめ!!もう!もう!!旬!!旬!!だめ!!もう!!ああ!!旬!!旬!!旬!!うああああ!!」

「そろそろええやろ。」

「うあ……ああっ……あっ……あっ……ああっ!」

「これで最後や。」

「旬!旬!旬!旬!旬!ああっ!あっ!あっ!あっ!あっ!あっ!あっ!あっ!ああああ!!!!」

「どうや?これでもダメか?漏らしてまえ!オラァ!」

「あっ!あっ!あっ!ダメっ!出るっ!出るっ!出るっ!出るっ!出るっ!出るっ!出るっ!出るっ!出るっ!出るっ!出るっ!出るっ!出ちゃううううう!!!!」

と勢い良くおしっこを漏らしてしまう。

「はぁ……う……うう……ぐすっ……うう……うう……」

そして泣き出す。

「泣くほど嬉しいんかい。」

「うう……ぐすっ……うう……うう……」

「そんなに嬉しかったなら俺のも飲ませてやるわ。」

とフェラチオさせる。「うう……旬のおチンポ美味しいですぅ。」

「おい。こっち向け。」

「ふぇ?」

キスをする。

「んむぅ……ちゅぱ……じゅぷぅ……」

と濃厚なディープキスをして、そのまま押し倒す。

「あう……あうう……」

「お前は一生俺のもんや。誰にも渡さん。」

「旬……大好き……。」

と騎乗位で合体する。

「あん……あん。」

その後も何度も犯され続けた。

「旬……好きぃ……好きぃぃ!」

と最後は中出しされる。


*************************


次の日


「んん……んん……んん……。」

「起きたんけ?」

「う、うん……。んん……はぁ……。」

旬はベッドの上でタバコを吸っていた、背中には龍の入れ墨の横に名前が増えていま。

『心・愛・空』の文字があった。

「旬、その入れ墨……。」

「お前のせいやで。」

「へ?」

「お前が浮気ばっかりするからや。お前が俺の女やってことを分からせるために彫ったんや。」

「浮気したのは、妊娠した後だから、もう旬の種入ってるから、旬の女だよ?それより、いつ入れたの?」

「2週間前や。」

「結構最近だね……。ねぇ入れ墨っていつから入れてたの?」

「小学生や。」

「どうして、そんなに早く彫ろうと思ったの?まだ小学生なのに。」

「強ーなりたいんや。ヤクザになるって決めた時から彫っとこう思ってな。それで早よ入れたんや。」

「そうだったんだ、綺麗だね。」

「当たり前やろ。めっちゃ時間かけて彫ったんやからな。」

「そうなんだ……。」

旬の背中に抱きつき、入れ墨を触る。

「こんな事しなくても俺はずっと旬のものだよ。」

「エッチ終わったら、俺に戻るんかいな。」

「う、うう……。そ、それは……。」

「なんや?」

「も、戻るよ。で、でも……。」

「はっきり言えや。」

「い、言わないとだめ?」

「言わんと分からんやろ?」

「う、うう……。旬の事が1番好きだよ。」

「ほぉ~。じゃあ、俺のどこが好きなんや?」

「え、え~と……。優しいところかな?」

「あとは?」

「た、体が大きいところです。」

「それから?」

「あとは……えっと……。顔もイケメンだし……。」

「俺の顔好きなんかい?」

「う、うん……。かっこいいと思います……。」

「他には?」

「え?他に?え、ええと……。性格も悪くないし……。」

「それぐらいか?」

「え、ええと……。うう……ええと……。あ!お金持ってるところ!」

「ふっ。そんなんで騙されるか。」

「うう……ごめんなさい……。」

「まぁ、ええわ。」

「えっ!?許してくれるの?」

「今日は好きが聞けたからいいわ。」

「好きって言ってるでしょ?」

「子供産んでからあんま好きって言われへんかったからな。」

顔が真っ赤になる旬。

「照れてやんのw」

「う、うるさいわい!俺はお前が誰かと浮気してもすきすぎるんや。」

「そっかぁ。ありがと。でも、俺には旬だけだから安心して!」

「わかっとるわ、そんなん。」

「これから毎日言うね?好きって。」

「別に聞かんくても分かるわ。」

「それでも、俺は言いたいの!」

「分かったわ。好きにせぇ。」

「やった♪好き、旬。」

「ああ、俺も好きや。空。」

「うう……嬉しいけど恥ずかしい。」



*************************


それから毎日、旬に好きだと言う日々が始まった。

「ねえ、旬好き。」

組員がいる前でも普通に言えるようになった。

「おぅ。」

旬はあまり反応しない。

「もっと喜んでよ。」

「うっさいわ。俺がお前のこと好きなんて知っとるやろ。」

「うん。知ってる。でも好き。」

「はいはい。」

後、空は自分の性について、悩まなくなった。

台所でスカートを履いて、作業をしている空。

「ちょっと待てや!」

と旬は止める。

「ん?何?」

「スカートはいとんのけ?」

「うん。」

「どうして履いとるんや?」

「だってさぁ、今日、お客さんくるし、私の持ってる、ジーパンじゃあ、出れないし。」

「俺の前でだけ履くっていうてたやん。それに私て。」

「それはミニスカートだろ、今日は組長の奥様でお客さまに会うの。」

組員が台所に来る。

「朝からお二人さん何してはるんです?」

その後も台所に組員が手伝いにくる。

「もう、組長さん、私忙しいの、支度して下さい。」

他の組員が、「空さん、今日一段とかわいいすね。」とか言い出す。

旬はイラつき始める。

「お前ら、どいつもこいつもうっさいんじゃボケ!黙れや。」

「はい、すいません。」

組員たちはすぐ立ち去る。

「もぉ~、みんなして。私が可愛いからって嫉妬するなよ。」

「はぁ~。お前が悪いんやろ。」

「なんでよ?」

「無防備過ぎるんや。少しくらい自覚せいや。」

「スカートは、旬がいない時も履いてたよ。」

「は?なに?どういうことや?」

「だから、ジーパンじゃだめな時とか。」

「なんで、そう言うことは言わんのじゃ。」

「聞かれなかったし。」

「そういうことは言うてくれや。」

「なんで?」

「当たり前やろ。心配やねん。」

そこに亮二と白井がくる。

「おい、空ちゃん、今日は俺ら来るからな。」

「あ、そうだったね。」

亮二と白井は、空のスカートを履いていることに違和感を示さない。

「なんで、お前ら平気やねん。」

「え?なんでって、前見たことあるし。」

「そうだよ。それに似合ってるから、全然大丈夫だよ。」

「はぁ~。お前らもアホか。」

「ねぇ、それより空ちゃん、今日の料理何?」

「う~ん。まだ、内緒かな。楽しみにしててよ。」

「え~。教えてよ~。」

「ダメです。」

「知らんかったん、親父だけですよ。」と白井が言う。

「マジ?」

「はい。俺は、知ってましたけど。」

亮二が言う。

「前に散々組員でからかって、空に怒られましたから。」

旬が怒りだす。

「はぁ?俺が知らなかったって?ふざくんなや。どうりで、今日は組員どもがうっさくないと思ったわ!」

組員はそそくさ逃げる。

そこに睦が双子を連れてくる。

「奥様ー。」

「あ、そうだ、睦さんに預けてた。」

「はい。連れてきました。」

「ありがとうございます。」と空が答える。

「旬、自分は男だからとか言ってさ、女みたいなことしたくないとか、男らしい事したいとか思ってたんだよね。実際、矛盾しながら、旬と関係持ってて、子供まで産んで、今さら何言ってんのって感じじゃない?だからスカートだとかズボン履くの気にしないことにしたの。」

「はぁ。お前はそれでいいのか?」

「うん。俺なりに色々考えたの。まぁ、こんな格好も悪くないかなって。」

「はぁ~。好きにせぇや。」

「うん。」

空は、旬の耳元に行き囁く。

「ミニスカートは、旬だけだけどね。」

旬は顔を真っ赤にする。

「もう、お前が分からへんわ。ほんまに。」

「俺は、旬だけのものってことだから、これからもよろしくね。旦那さま♡」

旬は、大きなため息をつく。

そして組員がからかいにくる。

「いや~、お熱いですね~。」

「はいはい。分かった分かった。うっさいわ!」

「組長さん、顔赤いすよ。」

「うっさい!」

「いや~、若いすね~。」

「だまれや!」

組員たちが全員逃げ出す。

「全くあいつらは……。」

空は、そんな光景を見てクスッと笑う。

「なんかさぁ、こうやってみんなでバカみたいに騒ぐのもいいなぁって最近思うんだよ。」

「そら、よかったな。」

「うん。ありがとう、俺の事好きになってくれて。」

「なんや、急に。」

「うん。だって俺、幸せだよ。」

旬は空を抱きしめる。

「俺もや。お前と出会えて良かったわ。」

「俺も。」

旬は空を抱きしめながらキスをする。

組員がからかってくる。

「おぉ~。組長さん、朝から熱烈すね~。」

「うるさい!あっち行け!もう!」

空と笑い合う旬であった。

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