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【PTA】逸般の誤家庭

どうも、イリエモンです。

いままでPTA活動をしたことがないのに、今年度から都内の公立中学校でPTA会長をしています。

PTAのアレコレをこのnoteで報告します。


この記事で書きたいことは「相手に伝わる言葉で伝えることを忘れないように」です。

逸般の誤家庭とは

「逸般の誤家庭」は「いっぱんのごかてい」と読みまして、「一般のご家庭には置いてないようなモノが、(趣味などのために)当たり前のように置かれている家庭」という自虐的な意味を込めた言葉です。
イリエモンはITと映像関連の仕事をしておりまして、知人には業務用のコンピューターであるサーバーを自宅に置いて遊んでいる機器いじりの愛好家や、家にプロ用の映像編集機材を置いて家族を撮影したビデオを番組に仕立てる猛者がおりますが、「逸般の誤家庭」はこういう人たちの自宅の様子を指しています。

熱心に活動する青少年育成ボランティア

話は変わり、イリエモンは年明けの賀詞交換会の後は何人かで飲み直しをしている時に、熱心に青少年の育成ボランティアをされているあるベテラン男性に「なぜボランティアを長年続けているのか」と素朴な疑問をぶつけてみました。

ベテラン男性は物腰の柔らかい優しい方で、イリエモンは「子ども好きだから長年続けられている」のかと想定していましたが、答えは「一緒にやっているメンバーが楽しいから」でした。

男性の横にいた別の育成ボランティアさんもベテラン男性の意見に同意され「こんな拘束時間が割に合わないような活動を継続している育成ボランティア達は、頭のねじが2,3本外れてる」と笑いながらおっしゃっていました。

お二人とも、育成ボランティアがコスパやタイパの割に合わない活動に時間を費やす稀有な人たちの集まりだと認識しつつ、子供向けや地域の活動などの面倒を引き受けて楽しくポジティブに活動している価値観の方々でした。

逸般と一般の価値観

イリエモンも今年度のPTA会長をやってみて、育成ボランティアさんたちのような「逸般」の人たちの価値観に同意できます。

一方、PTA会長になる前の自分のPTAに対する見方を振り返ると、このような「逸般」の価値観は、「一般」の人たちから賛同を得るのは難しいだろうとも思います。

こんなことを思っていた理由は、4月から入学する新入生の保護者向け説明会が来月あり、その際に配布するPTAの説明資料を書記さんに作ってもらうため、骨子を考えていたからです。

イリエモンはついつい面倒を面白がる「逸般」の感覚でPTAの意義やりがいを伝えそうになっていましたが、骨子を見直しながら「一般」の方々に伝わる言葉で考えなきゃなと思いました。

逸般の価値観に魅かれていると、一般の人に説明した時に引かれますね。

最後まで読んでいただきありがとうございました。
では、またっ!


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