千利休作裏張茶杓 筒 小堀遠州 せんのりきゅうさくうらばりちゃしゃく つつ こぼりえんしゅう 竹製/一本一筒 桃山時代・16世紀 長17.3cm 筒長20.4cm 五島美術館蔵 千利休(1522〜91)の茶杓のなかでも古来有名な作。千家名物。裏張の名は、身の竹の肉があとから貼りつけられてあるのに由来する。筒書「抛筌作」(ほうせんさく 抛筌は利休の別号)は、江戸時代の大名茶人小堀遠州(1579〜1647)の筆。