日韓関係支えた重鎮落選　韓国総選挙　議連会長と前外相

韓国ＫＢＳテレビが１１日伝えた総選挙の開票状況によると、日本との議員外交を担う韓日議員連盟の鄭鎮碩（チョン・ジンソク）会長は、忠清南道（チュンチョンナムド）公州（コンジュ）市の選挙区で落選が確実となった。ソウル市西大門区では朴振（パク・チン）前外相が落選。尹錫悦（ユン・ソンニョル）政権下での対日関係改善を支えた重鎮らが議席を失った。

鄭氏は当選５回で、尹氏に近い重鎮。２０２２年の政権発足直後に韓日議連会長に就任した。当選４回の朴氏は尹政権で初代外相を務め、昨年３月には日韓関係の懸案だった元徴用工訴訟問題で韓国政府の解決策を発表した。（共同）

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